2014-03-12
スタートアップの現実:Dropbox版
Dropboxの最初のインターンかつ古株の一人、Albert Niのイリノイ大学での講演。
世の中スタートアップのことを書いた本やブログは仰山あるが、たったの200数回(3/12/2014時点)しか閲覧されていないこの講演ほど、歯に衣着せぬ表現でスタートアップ業界を語った講演も珍しい。
英語だし、Niさん早口なので、個人的に大事だと思ったところにリンクを貼っておく(リンクを踏むとYouTubeで、指定の部分から再生される筈)。どれだけYouTubeさんにトラフィックを貢献するつもりだ、おれ。
- スタートアップだからといって必ずしもインパクトのある仕事ができるわけではないし、日々の仕事が楽しいわけでもない
- スタートアップで働くのは、「チョウキモチイイ」から
- スタートアップの超立方体理論
- スタートアップ:どうせ失敗するし、絶対金持ちにもなれない
- スタートアップ=スキルx運
- スタートアップ業界にはクソな奴も多い
- スタートアップはシマウマだから、アイデアはさほど重要ではないし、運が全てではない
- スタートアップ:iPad > Linuxだと思えることの意味
- スタートアップ:成功すればするほどツライし難しい
アメリカはまだ人材の流動性が高いから、大企業とスタートアップを行き来する人も少なくないが、日本でスタートアップやると、まあスタートアップ業界の外への道は基本的に閉ざされるわけで、すごい勇気がいる決断だと思う(ネット業界とかはそうでもないのかな)。特に若い人たちは、夢ばっかり見るのではなく、よく考えてからスタートアップ業界に行ったほうがいい。
別にスタートアップが悪いと言っているわけではないが、プロコンあるよって話。