2011-11-11
The Challenging Spirit of a Challenged Mind.
翌日、三木谷さんから一通のメールが届きました。社内公用語が英語の楽天ですから、もちろん三木谷さんとのやり取りは英語がベースです。社用や公用で極めてお忙しい三木谷さんのメールはいつも簡潔なのですが、今回のメールはこんな一行でした。
I really think we need to make sure we inherit the challenging spirit of Steve.
直訳すると「スティーブのチャレンジ精神を、我々はぜひ受け継いでいけねばならないと、心底思います」という短いメールでした。
外村さんは優しいので「直訳すると」と断っているが、実際にはおそらくこうだ。
- 三木谷さんは、日本語で「スティーブのチャレンジ精神を、我々はぜひ受け継いでいけねばならないと、心底思います」と考えた。
- でも楽天の社内公用語を英語にした手前、英語でメールしようと思い立つ。
- 頭の中で日本語から英語に直訳してメールした。
英語に堪能な方ならわかるだろうが、先の「こんな一行」は英語としては少し変だ。三木谷さん、がんばってくださいな。