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これはPHPです。

自分で訳した"This is Water"のパロディをここに。真面目なことばっかりでも人生つまらないし、自分で自分をちゃかすくらいの方が、気楽にやれるものだ。非常にギークな内容になっているので、読者層を狭めてしまうことになるが、一部の人たちは楽しんでくれるのではないだろうか。パロディと言っても、本家ほど密度の濃い話を、えんえんと書けるわけではないので、あまり多くを期待しないように。


こんにちはーおめでとうーSQLの脆弱バグでデータを全て失った皆さん。ある時、二人の新米エンジニアが、老獪なオッサンエンジニアとすれ違いました。オッサンは言います。「やあ若者たち。今日もコードレビューに追われてるのかね。」新米エンジニアたちは、数メートル歩いてから、顔を見合わせて言いました。「てかコードレビューって何?」

この話は寓話でもなんでもありません。コードレビューは大事だという話だけです。どんなにユニットテストをしても、どんなにHindley Milner的な型推論でいろいろと証明できても、コードレビューはするべきです。というか、これはPHPです。型もクソもあったものではありません。コードレビューをしない開発環境とは、地雷探知器も持たずに地雷原を駆け回るようなものです。

こんな話がありました。ある時、PythonistaとPHPerが、新宿歌舞伎町で飲んでいました。「おい、PHPとかマジクソだな」「なんだなんだ」「いや今日とんだバグを踏んでさ」「うん?(最近のhashとかmax_varsまわりかな)」「あのさ、countってあるだろ」「うん」「あれさ、文字列にやってもエラーも何も出さずに1返してくるだろ」「うん、それが」「おかしくね?Pythonだったら両方lenで大丈夫なのに!」「なんだそんなことか。strlen使わないお前が悪いよw」

これはPHPです。Pythonではありません。

私はPHPをdisっているわけではありません。心配しないでください。また、こんなこともありました。ある時、Perlの大御所が、こう言いました。PHPは言語の性質から他の言語と同じようなこと(例:C言語まで降りずに拡張とか)ができないと。でも、今一度立ち戻って考えてください。

これはPHPです。言語ではありません。

意識的にエンジニア人生を送ること、これはわかっているようで難しい。disりというのはエキスパートも門外漢も、必ずといっていいほどしますが、disっても誰も本質的には楽しくありません。disるくらいならオープンソースなんですから直しましょう。disるくらいなら、他の言語を静かに使いましょう。ほんとに単なるテンプレートエンジンとして生を授かったPHPの立場にたって、発言する。それこそ真のエンジニアです。どうせPHPの引き合いに出すのなら、「腐るほどある備え付け関数の99%が、きちんとドキュメントされている」とか、「ウェブに特化するという秀逸なマーケティングでユーザーベースを増やした」とか、いいところを見習いましょう。

これはPHPです。

これはPHPです。

これはHPHPではありません。

2012-02-06