2013-03-16
ソフトウェア、それはフシギな無限の可能性
Herokuという、ウェブアプリをさくっと作れるようにするプラットフォームがあるのだが(ktamura.comも一部Herokuでホストされている)、そこが年に一度主催するWazaというカンファレンスがある。今年は2月28日にサンフランシスコであったのだが、そこで先日quippedでも紹介したCodecademyのLinda Liukasさんが、講演者の1人として登壇していた。以下、彼女の講演から(5分45秒のところ)
If we limit programming to the things that happen inside the computers, to the ones and zeros, we are teaching the wrong things, I think. Instead of abstracting programming languages to be kids-sliced or teaching people only the tools, we should be teaching them more about programming culture. And by doing that, I mean we should make programming culture a foundational experience of your childhood. Because that's what childhood is about — showing kids that the world is magical and full of possibilities and in essense, that's what software is about.
プログラミングを「コンピューターの中で起きる0と1の世界」として「だけ」教えてしまうのは間違いだと思うのです。子供向けにプログラミング言語を噛み砕いて教えたり、道具としての使い方を教えるだけではなく、プログラミングの文化とは何か伝えるべきではないでしょうか。つまり、プログラミングの文化を幼少期の原体験の一部にするということ。誰でも子供のときは「世界はフシギで、様々な可能性に満ちているんだ」と感じるもので、究極ソフトウェアというのは、その世界観を体現していると思うのです。