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某経済新聞デスク、計量経済の斜め上を行く

さすが虚構珍聞の年、彼らもやってくれた。

outlier

ツイッターでは、統計的観点から非常にむつかしいツッコミがなされているが、高尚な話をせずとも直感的にわかるはずだ。このデータに直線当てはめても意味なさそうなことぐらい。

—80パーセント?冗談じゃありません。現状でこの記事の内容は100パーセントです
—相関が示せてない
—相関なんて飾りです。読者にはそれがわからんのですよ

(出典)

大方「人口密度と出生率には相関があるんだ」という結論を導くべく、一所懸命にデータを探したのだろうが、ずぶの素人にもわかるような誤魔化し方になってしまった。むしろ、この外れ値(というんです、むつかしい統計のことばで)である人口密度が高いけど出生率が低いところは、なぜそうなっているのか考察したら面白かっただろうに。締め切りに間に合わなかったんだろうか。

と同時に、今Wikipediaでp値とか線形回帰の記事をチラ見してみたが、確かにこんなにむつかしい説明をされたら誰も何もわからんわな。記者さんだって統計オンチになるわけだ。やさしい入門書としては、個人的にはこの本を勧める。

2014-11-02